欲しいっ 中井脩ブログ(閉館しました。)

時計屋の商品紹介・・・以外は全て作り話!

GSマラソン#10【グランドセイコーSBGH279】私は激怒した

私は激怒した。必ず、この悪辣邪気な木村みのるを除かなければいけない。

そんな風に何度決意したことか。

月曜日は朝っぱからバタバタして昼を過ぎ、ようやく夕方になって大体の仕事が片付き少しゆっくりな気持ちになる時間帯のそんなときではあるが、PC画面に齧りついていた木村みのるが

「でっけー」

と呟いた。

nakaishu.hatenablog.com

仕事中のネット閲覧が、イッチャン楽しいよね

その呆けた顔面にコークスクリューパンチを叩き込みたくなるが、木村が突然、

「あっ・・・」

と素っ頓狂な声を出したかと思うと、幾らか眉根を寄せて考えるような表情を作る。しばらく言葉を発しない。うつむいた。そしておもむろに顔を上げると中空に視線を泳がせる。どうしたのだ。何か困ったことが起きたのか? 気になると同時に少し愉快な気分になる。こいつは少しくらい痛い目にあった方がよいのだ。どうせネットを見ながら作業をしていて、データか何かを誤入力して送信してしまったとかそういうことだろう。先程までの怒りが収まり、爽快な心持ちさえしてくるから人間というのは悲しい生き物である。

 

 

【2021年10月、商品画像を追加してエントリー商品部分を一新しました】

GRAND SEIKO

グランドセイコー

SBGH279

640,000円+税

主なスペック

  • ケース&ストラップ材質:ステンレス
  • ガラス材質:サファイア
  • ケースサイズ:40.0mm
  • 厚さ:13.3mm
  • 重さ:154.0g
  • 駆動方式:自動巻き(cal.9S85)
  • 10気圧防水

f:id:nakaishu:20211002151135j:plain

SBGH279

自然の土の色のような文字盤に、樹皮を思わせる縦の筋目仕上げがグランドセイコーにしては珍しい。

f:id:nakaishu:20211002151139j:plain

細かい

かなり細かい縦の筋目が、自然な色合い、風合いを出しています。

f:id:nakaishu:20211002151143j:plain

歪みのない

磨きあげた歪みのない平面が、この大きなカン足の部分に輝く、その醍醐味。

f:id:nakaishu:20211002151151j:plain

見てこれ

この度、画像を一新しましたが、まさに全て頂きました

「見てこれ」

状態ではないでしょうか。

GRAND SEIKO  グランドセイコー  SBGH279

直線

時計にしては多くの直線と平面が使われているのわかります。

鏡じゃねえかよ

鏡面仕上げのザラツ研磨がなされた多くの平面と直線には

「歪ませない」

「曲がらせない」

技術者、職人の矜持が反射しているのです。

だろーがよ!

いや、落ち着いてって。

歯の

隙間のお掃除もできそうなほどのミラー状態。

厚さ13.3mm

Hi-beatのため、決して薄くはないのですが、ペタンとした形状のため、不思議、薄く見えるんです。

10気圧防水

使いやすいっす。

これほんと。

ああああ、欲しいっ

うわあああああ

細くてスラッと長いインデックスが、キラキラっと輝くんですねえ。

ぐへへへへ

でゅふふふふ。

もうダメ。

気が狂いそう。これはまずい。かなり欲しくて、見たくて、あああああ、こりゃあ今すぐ、鳥取の時計屋の中井脩へ、レッツゴー!

動画もアップしちゃいましたのですから!

youtu.be

GRAND SEIKO

グランドセイコー

SBGH279

640,000円+税

楽しんで頂けたら1クリック! お願いしますっ

ブログランキング・にほんブログ村へ 

木村みのるもいいけれど

nakaishu.hatenablog.com

グランドセイコーの新シリーズ登場。これば見逃すな!

商品についてなど詳しくは、 

担当 たくお  まで

お問い合わせフォームはこちら

電話 0857-23-5221

株式会社 中井脩

鳥取市栄町623番地

ご連絡お待ちしています。

 

 

さて、そろそろ助け舟でも出そうかと立ち上がり木村みのるのデスクに一歩近づいたからこそ、彼の小さな呟き声を聞き逃さなかった。

「でも、黒いや、黒すぎら~」

PCモニタを眺めながら「大きいけど黒すぎるだろう」と呟いた場合、70%は購入の意志がないというネットサーベイがあるらしい。いや、そんなことはどうでもいい。こいつは就業時間に何をしている。会社で何をネット購入しようとしているのだ。大きくて喜ばしいもの、黒すぎて残念なもの?

いやいや、そんなこともどうでもいい。折り返し地点を過ぎてようやく後残り数日という所まで来たGSマラソンのネタを頭を絞って考えている時に「黒すぎら~」とは何事か。

今振り返れば、そんな個人的な思いが強かったのかも知れない。冷静さを失っていた。

私は激怒した。この悪辣下劣な木村みのるを除かなければいけない。

一歩進めた足が怒りで震える。これが武者震いというものか、更に一歩と木村のもとに向かう。

「木村くん!」

とその時、私のスマートフォンが鳴った。何だ、この大切な時に何事か? 画面を見るとGSデイを共に戦うセイコーの担当者からだった。

「実は・・・・」

次回、私は憤怒した。

つづく)

下らなかったら1クリック! お願いしますっ

ブログランキング・にほんブログ村へ 

以下に続く

nakaishu.hatenablog.com

人気エントリー