欲しいっ 中井脩ブログ

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時代の【BREITLING NAVITIMER FIGHTERS】僕ら

 

 

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前回に続き、社員の所有する時計を紹介するシリーズ「僕らの時計」ですが、「ぼくらの・・・」という言葉で思い出した。

皆さんは何を想像されるだろう。「ボクらの時代」というトーク番組を思い出される方もいらっしゃるだろうか。私は多分見たことはあるのだろうが、どんな番組だったか思い出せない。

私にとっての「ぼくらの・・・」は、栗本薫の青春ミステリ小説で『僕らの時代』『僕らの気持ち』『僕らの世界』の「ぼくらの3部作」と云われているシリーズだ。中学生の頃、わくわくしながら読んだのだ。昭和の大学生仲間の周辺で連続(確か)殺人事件が起こるわけだけど、「シラケ世代」と云われる彼らの物の見方が、その時の私には優しく、切なく感じられた、そんな気がする。そして、三部作の最終作『僕らの世界』では、驚愕の展開が待っていた・・・というそこら辺りは記憶にある。いや、驚愕でもなかったかも知れない。いずれにしろ、大まかな荒筋さえ全く覚えていない。

栗本薫と云えば、あの長大作『グイン・サーガ』が有名だが、若い頃はこんな小説も書いていたのだ。調べてみると『僕らの時代』は江戸川乱歩賞を受賞したとのこと。

ちなみに、栗本薫の小説でかなりハマった記憶があるのが『エーリアン殺人事件』。『エイリアン』ではないところが時代を感じさせないでもないが、これは映画『エイリアン』や『スターウォーズ』のパロディ作品で、ただ割りかしお下劣な内容だったはずだ。思春期真っ只中の私はまたこれも、ワクワクしながらページをめくったのを覚えている。しかし、内容は残念、全く覚えていないんだなあ、これが。凄いな、我ながら。

こんなに色々忘れてしまうのは私だけなのかな? 何か少し心配になってきたが、どうだろう、40代50代の皆さん! 案外、昔読んだ小説の内容など結構、覚えていないのではないのかな?

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 BREITLING NAVITIMER FIGHTERS

ブライトリング ナビタイマー

ファイターズ

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懐かしいですねえ

持ち主に確認すると当時の価格は40万円くらいだったそう。安いな。

直径はリュウズを含まず、40mmくらい。今のナビタイマーは44mmアップが当たり前なので、かなりコンパクトに感じます。しかし、小さすぎず。私はこれっくらいがよい。

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つや消しの仕上げ

ケースからブラスレットに至るまで、ツヤのある仕上げ、鏡面仕上げをしてあるのがブライトリングの特徴です。今でこそつや消し仕上げのブライトリングも増えてきてはいますが、ファイターズが出た当時は、結構、話題になったものです。これではブライトリングじゃあないだろうとか。

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ナビタイマーのマット(つや消し)仕上げは今でも少ないのではなかったか。

 

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SPITFIRE MARK IX 

裏蓋には、過去の戦闘機の名前とデッサンが刻印されています。

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こんなところも、洒落ているではないか。

今のブライトリングにも、まだまだ冒険してもらいたいもんです。

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味がある・・・な

少しくたびれつつある感じが良い。まだまだ現役、大切に使いましょう。

BREITLING NAVITIMER FIGHTERS

ブライトリング ナビタイマー

ファイターズ

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小説の話なら最近は、と云っても7、8年前からだろうか、伊坂幸太郎にもはまった。ほぼ、全て読んでいる。最近の小説だし何度か読み直したものもあるので、内容は大抵覚えている。

例えば最初の頃に読んだ『オーデュポンの祈り』とかは、幻想と現実の世界が行ったり来たりするそれこそ幻想的な話ですごく面白かったが、ただ、これを今、自分の子供たちにはお勧めしようとは思えないくらい、善悪の悪の描写がいやらしい。伊坂幸太郎の軽妙で洒脱な文体とそれによって表現される極悪な内容、その差が読んでいて本当に恐ろしいのだ。そうした描写があるから、彼の作品で多く完結される善が最高に心地よいのだが。

丁度、連休中に押し入れを整理していたら、伊坂幸太郎の同じ小説が3冊出てきた時にはびっくりした。「陽気なギャング・・・」というシリーズで現在、3作刊行されているが、全2作は間違いなく読了した。が、この3作目だけは冒頭の部分しか記憶がないことから、多分、ほぼ読んでいないだろう。同じ3冊のうち、1冊は新刊の帯までついている。いやあ、ウケるーと思ったら、他にも何冊かダブった小説が出てきたのには、我ながら呆れた。

「見てこれ、みんなー」

よせばいいのに家族に見せて、子どもたちに呆れられたのは云うまでもない、っていうか、呆れられたいんだよな。

そんな押し入れにしまってあった本の中で、思い出深い一冊が見つかった。

確か、これも中学生の頃に手に取った、有明夏夫の『俺たちの行進曲』。

何度も何度も読んだ。戦災、震災そして洪水からの復興を遂げる1950年代の福井県で(確か?)ジャズ好き吹奏楽部の高校生たちが織りなす青春群像だ。大災害からの復興というバックグラウンドがあるものの特にウエットに描写されることがなく、一見は、昔の普通の学生たちの恋愛・部活・日常生活がユーモア満載で描かれている。私の生まれる前の話ではあるが、ああ、いいなあ、あるある、こんなこと。と思いながら、中学生、高校生の私は何度も読み返した。楽しいだけの青春物語ではないのも、魅力的なところだったのか。大変な過去を背負いながら明るく生きている彼らに、当時、必ず訪れる漠然とした「明日」への不安と希望を重ね合わせて読んでいたのかも知れない。

今まさに、こんな時だから、読んでもらいたい本である。

押し入れにしまい込んである数々の思い出をゴソゴソと開いては閉じ、閉じては開く。こっちのものをあっちに移動し、さらにこっちに戻してみるということをしているうちに、結局、一切合切、ダンボールに詰め込んで元に戻してしまったのは、皆さんと一緒だろう。

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