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半沢みのる【プレザージュ SARK017 紅の豚】スタート!

「白だ、白に違いない」

「おお、キムラ、き、君は人類の新しい、新しい人類の、人類の」

「落ち着いてください」

落ち着きたい。が、人類初のニュータイプをこの目で見ることができたのだ、ああ、それが、私の優秀なる部下、木村みのるだったというのだから感慨が波のように押し寄せ私の心を震わせる。冷静ではいられない。

以下のエントリーより続き

nakaishu.hatenablog.com

連載初回はこちら。当ブログでも人気商品かつ人気エントリー

「で、では、正解だったのですね」

「そうだ、そう私のパンツの色は、グレーだ!」

「やっグレー・・・そうか、グレーか、ああ私は、私は『痴獲』できたのですね?」

「おめでとう、木村くん」

「ありがとうございます!」

そう、この何万種類もの生活色から、グレーという白と黒にしか分解できない色、そのうちの白を選んだという事実が、もはや、木村の素質を否定できない厳然たる証しとなって我が心を大きく動揺させると同時に、新たな衝動を、我が胸の内を急き立てる。しかるに、私はどうなのか? 私にはあるのか、君と同じ力が。

はやる気持ちをなんとか抑え、木村に『痴獲』の方法を伝授してもらい、さあ、いざ、ZOOMの枠外、いや、世界のその先にあるものを『痴獲』する試練に立ち向かわん。旅立とう、あの遠き青き果てしない宇宙(そら)へ。

ララァ、私を導き給え。

 

 

SEIKO PRESAGE

セイコー プレザージュ

SARK017

440,000円+税

スタジオジブリ紅の豚コレボレーションモデル

数量限定600本

主なスペック

ケース素材:ステンレススティール

ガラス素材:サファイアガラス

駆動方式:自動巻き(手巻き付)

SARK017

SARK017

前回紹介したSARR005 「紅の豚」コラボモデルの別バージョンです。

こちらのモデルの駆動方式は機械式の自動巻き。ストップウオッチ機能がついた所謂クロノグラフという機構です。SARR005との値段の差は、この機械の差ですね。

黒のバンド

全体的に落ち着いた感じに見えるSARK017。このモデルにも替えバンドが付属しており、替えバンドはSARR005と同じ赤。赤を装着すると、見た目が全然、変わると思います。

文字盤は琺瑯

琺瑯(ほうろう)とはエナメルのことで、ガラスの粉を特殊な釉薬と一緒に高温で熱する技法で、ジュエリーなどによく使用されます。経年変化による退色が少なく、それこそ、何十年も同じ色合いを保ってくれます。

琺瑯の独特な黒

光沢の黒が、琺瑯の証。手間がかかる仕上げなので、時計でもごく僅かなブランドしか採用していません。文字盤上に現れる微妙な凹凸は全てユニークで、同じものは一つとありません。

クロノグラフ

ストップウオッチの秒を表示するオレンジの針は、一本一本手作業で文字盤の外側に向けて緩やかに曲げられています。

鏡面仕上げも非常にキレイ

さすが、セイコーの高級ライン。しかも限定です。仕上げに手抜きなどありません。

SAVOIA S-21

『紅の豚』主人公のポルコが乗る飛行艇の名前が刻まれています。

裏蓋にはポルコの画が

また、裏蓋ガラス周辺には、『紅の豚』映画の名セリフ「飛べねえ豚はただの豚だ」とイタリア語で刻まれています。

シリアルは261 / 600。何か調べたら261は恋愛や復縁のエンジェルナンバーと呼ばれているらしい。馬鹿らしいな、などと云ってはいけない。

在庫は2020年6月29日現在のため、売り切れの際はご容赦ください。

この角度も良し

『紅の豚』とのコラボ限定なので、限定でも相当に特別な商品ですよ。

中の機械もキレイに仕上げ

裏スケのため、機械が見えます。見せるために仕上げなければならないので、手間もかかる。

SEIKO PRESAGE

セイコー プレザージュ

SARK017

440,000円+税

スタジオジブリ紅の豚コレボレーションモデル

数量限定600本

ジブリ好きなら間違いなく欲しいこのモデル。限定数量も少ないので、ボーナス入ったら、今週末、お店に見に行きましょう。

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この価格。ホホホ欲しいっ!

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株式会社 中井脩

鳥取市栄町623番地

ご連絡お待ちしています。

 

 

「フーフー、フーフー」

まずは、腹式呼吸を用い、中年の腐(くさ)れた胃、その粘膜に住み着く幾千万のピロリ菌や胃液から発する毒素を吐き出すこと30秒、十分に瘴気を辺りにばら撒き終えたら、今度は思春期の頃にテレビで見て夢想したこともあるだろう、ヒーローの2番手あたりが死んでしまう時の、あの、もう事切れる手前の急激に激しくなる

「ハアハア、ハアハア」

というような呼吸を繰り返して15秒、もうだめだ、天にまします我らが神よと願わん勢いで、クワッとまなじりを決してZOOM画面を睨むとそこには

「破ッ」

見えた。か、見えた。ぞ、もつれた量子が、重なり合う光子の姿がああ、色は、色は何色だ!

「見えた! こんなん出ましたけど」

期せずして発せられた懐かしい言葉に我ながら驚いたものの

「黒だ、キムラ、黒なんだよ、君のパンツの色は!」

地を割かんばかりの雄叫びが中年の腐れた胃から湧き上がり噴出して、部屋中に轟く。

「おめでとうございます。正解です。私のパンツは、そう、グレーです」

「ああ!!!」

神よ、私にも見えた、『痴獲』できたのだ。そうこの何百種類もの生活色から、グレーという白と黒にしか分解できない色、そのうちの黒を選んだという事実がもはや、私の素質を否定できない厳然たる証しであり、まさにこの瘴気と人いきれが充満する部屋に立つ漢二人が新たな人類の1人として・・・いや待て。

どうだろう。

新たな人類は、まだ1人でいいのではないだろうか。ニュータイプは自分ひとりで。

まだ。

大丈夫。

ソーシャルディスタンスのため5mの距離を保ちながら、歓喜に踊りエアーのハイタッチをする木村の顔にそんな暗い策略が浮かんだように見えた、いや、木村の笑わない瞳に映る男の、ぎこちない笑顔に一瞬、影が差したのは確かである。

以下へ続く

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