欲しいっ 中井脩ブログ(閉館しました。)

時計屋の商品紹介・・・以外は全て作り話!

美味しければ許す【セイコー SBEX011 プロスペックス】まずかったら死刑。

皆さんは御存知だろうか、「吉田類の酒場放浪記」というBSのテレビ番組で酒豪の吉田類というライターがちょこっと街を散策した後、その駅周辺の酒場にておつまみを食べながらお酒を飲むという15分間の番組なのだが、東京出張の際、その番組で取り上げられ頭から離れなくなってしまった神楽坂のとある焼き鳥屋に何とか時間を作って、いやそのために何とか出張を作ってというのが正しいのだがなどとウケ狙いで書くと見ている関係者が眉をひそめそうだからそんなことは決してないが

以下より続き

nakaishu.hatenablog.com

慣れない東京でスマホ片手にあっちへヨロヨロ、こっちへヨチヨチ汗だくになりながら馳せ参じたわけである。そこは何と鳥取の大山地鶏を一匹まるごと捌くので、他の店では食べられない貴重な部位が食べられるということなのだ。鳥取に今こうして住んでいる私が鳥取の大山地鶏をわざわざ東京まで来て食べたいか、ああ、食べたいさ、大山地鶏と書くと何だって美味しそうに見えるものだと田舎者の雄山が「頼もう」と鷹揚に暖簾をくぐったら、そこは常連客でギュウギュウ詰めであった。大山地鶏のトサカ、珍味の(確か)脾臓などおまかせで注文してみた。美味しかったか。美味しさはあったと思うが隣の常連オヤジの説明がうるさかった。その時もムンムンとうだるような暑さなのに加えて、ギュウギュウ詰めの隣のオヤジが暑苦しくってたまらない。どこからいらっしゃったのかというような質問に

「いや以前東京に住んでいたのら」

などと田舎弁丸出しの珍回答で誤魔化さなければならない状況にもイライラして、味も何もありゃしない。ああ、テレビで見るのと実際はさも違うものなのか。こんなのが、こんな状況で、おいしそうに食べていやがったのか吉田類、酒場放浪記!

 

SEIKO PROSPEX

セイコー プロスペックス

SBEX011

Seiko Diver’s Watch 55th Anniversary Limited Edition

セイコーダイバーズウオッチ55周年限定

数量限定1100本

700,000円+税

主なスペック

  • ケース素材:エバーブリリアントスチール
  • ガラス材質:サファイアガラス
  • バンド素材;シリコンバンド
  • 防水:300m飽和潜水用防水
  • 駆動方式:自動巻き(手巻き付)

セイコー プロスペックス SBEX011

SBEX011

お待たせいたしました。セイコーダイバーズウオッチ55周年限定プロスペックスのSBEX011でございます。

4時位置のリュウズ

4時位置にリュウズを配置することにより装用時の機動性を高める。

エバーブリリアントスチール

以前ご紹介して大好評、当社でも残り僅少となったSBEX009

nakaishu.hatenablog.com

すっごい、売れました。

にも使用されているエバーブリリアントスチールを採用。その白さは店頭で手に取らないとわかりません。

エバーブリリアントスチールは美しい白さだけではなく、その強耐食性も特長。詳しくは上記、エントリーまたは

www.webchronos.net

を御覧ください。

白い輝き

こちらの輝きはぜひ、店頭でご確認ください。

ディスプレイや撮影の仕方で、色合いはなかなかうまく再現できません。

回転ベゼルは厚め

SBEX009のベゼルと比べてもかなり厚いベゼルとなっています。

こちらはSBEX009

時計の厚さ自体もSBEX009は14.7mmなのに対して当SBEX011は15.7mmとやや暑くなっています。

ルミブライト

インデックスのルミブライトは、実物ものはもうほんの少し、緑色です

ワンピース構造

裏蓋のないワンピース構造です。

この構造により高い耐衝撃性や耐防水性を確保しています。また、セイコーは今回の復刻版で、防水性能を飽和潜水仕様にスペックアップしました。

飽和潜水については、1000m飽和潜水用防水ウオッチであるSBDX029の以下のエントリー

nakaishu.hatenablog.com

何気に人気エントリー、タイトルに騙されるのか

を見ても何も分かりませんので

以下のHP

www.jcwa.or.jp

ではサラッとご確認できます。

限定シリアルは「0354 / 1100」。

すごいな、この構造

飽和潜水は我々一般人には全く関係ない防水性能ですが、飽和潜水時に分子の小さなヘリウムが時計内部に入り、浮上時に水圧から解放されるヘリウムが膨張して破裂してしまうのを防ぐため、一般的な飽和潜水用防水時計は、浮上時にヘリウムを機械内部から抜くためのバルブを装備するのに対して、セイコーが採用したのは「分子の小さなヘリウムさえ時計内部に侵入させないような密閉した構造にすればいいんじゃね」というアプローチ。我、他に追随せずという捻くれたこの精神が、ワタシ的には素敵。

とまれ、それだけの密閉性を確保しているわけですから、機械式時計に大敵の湿気にも当然、強すぎるのであるから、安心なのだ。

すごいな、この白さ

側面の形状は独特で、下に行くほど小さくなっている感じです。

リューズの位置がこれまた

絶妙ではないですか。ケースデザインとのバランスが素晴らしい。

サイドの鏡面仕上げと裏蓋のマット仕上げ。この境界の線がしっかり出ているのが確認できるかと思います(他の画像でも確認できます)。

これこそが、ザラツ研磨で仕上げているからこその証し、と云えと、セイコー担当者がしつこいので申し上げます。これって、他の高級時計では見られないらしい。

植村直己も愛した

この形状。

冒険のための時計でもあるのです。

ルミブライトはもう少し濃い

しつこいな。いや、どうしても、実物より薄く映ってしまいます。

ああ、このメカ感

SBEX009のベゼルより厚みがある分、動かしやすい感じはします。それにしてもとっても機械的。日本人が作る機械という感じがしますね。

70万円という価格、さらにSBEX009という超ライバルがあるモデル。悩みます。悩んでいる間が楽しいんです。ただ、SBEX009はもうメーカー在庫も僅少です。

悩んでいらっしゃるのであれば、まずは、お近くの実店舗で商品を見てみましょう。買っちゃうかも、いいじゃないかニンゲンダモノ。

ああ、欲しいっ!

なんと! SBEX011のオリジナルが店頭へ、比較レビュー

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SEIKO PROSPEX

セイコー プロスペックス

SBEX011

Seiko Diver’s Watch 55th Anniversary Limited Edition

セイコーダイバーズウオッチ55周年限定

数量限定1100本

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2021年6月新商品。これはいい! とにかく見てって

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セイコーダイバーズ55周年記念のエントリー特集はこちら

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「って知ってます、山岡さん? その番組で紹介された神楽坂の店に行ってきたんだけど、そこでは大山地鶏を一匹捌いて、滅多に食べられない部位を出してくれるんですよ、すごいでしょう神楽坂、何区かな」

東京から帰って早速、焼き鳥「牛海」に出向き、大将の山岡氏に誇らしげに報告する。その頃はもう既に「牛海」には何年も通っている私と山岡氏の気心は知れているわけだから東京の土産話でもどうだろうというのは嘘で、本心は、都会の風を吸ってきた者としては、ちょっと洗練された話をしてみたいではないか。

「ああ、そうですか。大山地鶏ねぇ。大山地鶏って、料理によっては肉の味がしっかりしていて美味しいだろうけど、焼き鳥ですか。どうだろう、美味しかったですか、肉はしっかり硬いでしょう」

焼き上がりを一本ずつ提供するため、なかなか手の開かない大将は作業合間に相槌を打ってくれるのだが、この東京土産への反応は辛口の気配。が、山陰の雄山としてはここで引き下がるわけにはいくまい。

「あれれっ、もちろん知っていますよ、そうです硬いです。美味しさはまあ、ありましたね、硬い食べ物もまた乙なもの。その硬さが、何だろう、スルメのような味わいなのかな、えへへ」

「えっスルメ? 硬いものはお嫌いじゃなかったんでしたっけ?」

「いやだなあ、大将、さあ、ビールでもどうぞ、私からお二人に」

「ははは、ありがとうございます」

山岡氏の横には、あの冬の日にはいなかった女性が笑顔で立っている。

「いただきます」

促されビールを二人分注ぎ、こちらに乾杯する女性と大将の二人からは、柔らかな雰囲気がこぼれ落ちそうなのだった。

月日が経つのは早いものである。昨日の敵は今日の友。とはいえ、中国5県の雄山こと私の焼き鳥遍歴をサクッと紹介したからには読者諸氏の期待も高まるのではなかろうか、さあ、時間をちょいと巻き戻して、次回、いざ、至高の焼き鳥対決、鳥取冬の陣へ

乞うご期待!

以下へ続く

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