欲しいっ 中井脩ブログ(閉館しました。)

時計屋の商品紹介・・・以外は全て作り話!

気配りと心配りと【DWE-5600CC-3JR】気遣いと

「結構、ガンガン攻めてますよね」

というのは、昭和の歌が流行っているらしいという話の流れで、昭和の映画やドラマが面白いと喜ぶ、木村みのるである。

「どしどしと、イケない言葉が使われる様が何だろう、澄み切って突き抜けた秋の空のようで案外、スッキリするんです」

放送禁止用語のことを言いたいらしい。確かに、配信されている昭和のドラマを見ていると

「この、●ちがい野郎!」

ぽ●引きが路地裏で盛大に悪態をつくだろう、それは昭和の刑事ドラマの聞き込みシーンなどで場末感を出したい時によく演出されるのだろう、今では、絶滅してしまったシーンではある。そんな場面を見ていると

「ああ、キヨキヨしいな」

nakaishu.hatenablog.com

ムルソーの気持ちがわかるような気がするな

とは思わないものの、木村の言う通り、隠し立てがないからなのか、スッキリ感はあるのかな。

 

CASIO G-SHOCK

カシオ Gショック

DWE-5600CC-3JR

28,000円+税

主なスペック

  • カーボンコアガード構造
  • 無機ガラス
  • ケース&ベゼル材質:カーボン
  • バンド:樹脂
  • 20気圧防水

カシオ G-SHOCK DWE-5600CC-3JR

DWE-5600CC-3JR

とうとう出ました!

CARBON CORE GUARD

1983年の誕生以来、G-SHOCKをG-SHOCKたらしめているモデル「5600シリーズ」から「カーボンコアガード」構造を採用した新シリーズが登場したのです。

ということは

「カーボンコアガード」構造になることで、バンド自体が持つ耐衝撃性がなくても、ケースの「カーボンコアガード」自体で、従来いや従来以上の耐衝撃性を、時計自体に備えさせることに成功したのです。

そのため、バンドはユーザー自身によって着脱できるようになりました。

カシオの印刷技術も合わせて楽しめる

また同様に、「カーボンコアガード」構造の耐衝撃性強化により、時計本体のアウターもユーザー自身によって、着脱が可能になりました!!!

ああ、これで、時計のバンドとアウターケースの着せ替えができるようになったわけですから、ほぼ、あの永遠のおもちゃ「リカちゃん人形」と同じだけの実力を備える大人の嗜好品に育つのではないだろうか?!

初代着せ替えG-SHOCKの勇姿

これが、今後、語り継がれるだろう、初代着せ替えG-SHOCKとなるわけであるからして、マニアであれば、これは手に入れなければならないのではないだろうか。

輝かしいゴールド

カシオのプリント技術によりカーボンにくっきりと印刷されたゴールドの回路基盤が楽しく、漢心をくすぐります。

うおりやあぁぁぁ〜

威張ってもいいだろう。

ウレタンバンド

ここまできっちりとプリントされています。

裏蓋

裏蓋には回路基板とCARBON CORE GUARD の文字が刻印されています。

お気づきいただけただろうか

バンドの付け根の部分にはバネ棒という部品が入っています。縮めたバネ棒をケースの穴にグイッと押し込み開放することで、伸びたバネ棒が、バンドとケースを固定するという仕組み。

普通、工具を使って行うバネ棒の伸縮を、ユーザー自身が指でできるようにしているのです。

慣れれば簡単

商品なので触ってはいませんが、多分、簡単です。

バネ棒は文字通り、バネが入った棒ですので、目を離すとたまにピョーンと飛んでいってしまいますから、注意は必要です。

専用ボックス

おまけがたくさんついています。

付け替え用のアウターケースとバンドが2種類。

ノーマルなアウター

G-SHOCKでは特徴的な、グレーが強い黒のアウターです。

通常の5600と全く、同じ感じがします。

ノーマルなバンド

上記のケースと同系色の付け替え用バンド。バンドの根元には、この時計のモジュール番号「3229」が印刷されています。

この番号は、取扱説明書

nakaishu.hatenablog.com

私自身、好きなエントリー

をネットで検索する際に役立ちます。

DWE-5600CC-3JRの場合

「カシオ 取説 3229」

で表示されますので、超便利。

クロス素材のバンド

こちらには、蓄光と反射材を使用したカモフラージュ柄がデザインされています。

ケースの交換

ケースはインナーフックで肯定されている、という。

要するに、手で取り外しできるということでしょう。

上の赤矢印が、ケースとアウターの境目。

うん、できそうだ。

そりゃあ、付け替え可能の製品として売り出しているわけだから、素人でもできるでしょう。この外側を外して、ノーマルなケースとバンドに変えれば、全くのノーマルG-SHOCKになるのが想像できます。凄い!

しかし、これは凄いことになりそうだ。ちょっと皆さん、こうしてネットで下調べをしたら、ぜひ、店頭へ足をお運びくださいな。

あ〜欲しいっ!

CASIO G-SHOCK

カシオ Gショック

DWE-5600CC-3JR

28,000円+税

主なスペック

  • カーボンコアガード構造
  • 無機ガラス
  • ケース&ベゼル材質:カーボン
  • バンド:樹脂
  • 20気圧防水

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電話 0857-23-5221

株式会社 中井脩

鳥取市栄町623番地

ご連絡お待ちしています。

 

かなり前に定年で退職した元部長T氏は中卒で当社に入社し叩き上げ、真面目を絵に書いたような方だったわけだが、そのT部長が時計を見たいという若いカップルを接客しているときに発した

「見た目、大きいように思われるかも知れませんが、厚みがないので着けられたら

『チワい感』

はないはずです」

と宣誓したその「チワい感」というのは何なのか?

一生懸命に説明するその所作こそが営業結果に繋がるはずだ、いや、それこそが結果なのだという信条のもと営業部長にまで登り詰めた男Tの必死な様に圧倒されたであろう若いカップルの胸中には感動と同時に、『チワい感』への大きなクエスチョンマークがゆらりと揺らめくのではあるまいか。

そんな鳥取弁があったかな?

彼らは互いに目配せをしたろうか。いや、肩肘当たらん勢いで二人の間に割って入るようなT氏の接客は、鼻息さえも感じられるであろうかなりの接近戦にてカップルの顔を交互に見やり

「どうです。そうして着けてみると案外、チワい感はないでしょう?」

まさか肩を抱きかかえはしないものの、このまま二人を何処かに連れて行ってしまうのではないだろうかという雰囲気さえ感じられる「次々販売」的トークに当カップルも益々、引き込まれ

「チワい感はありますか?」

そんなTの問いかけに

(ああ、そうか)

だんだん分かってくるのである。

「チワい感」

というのはもしかして、違和感のことではないだろうか。メンズウォッチの説明を、付き添いの彼女にまで熱心に説くTの横顔を、まじまじと見つめる彼氏は思うのだ。

そうだ。これこそが、ヴィトゲンシュタインが彼の後期哲学「言語ゲーム」にて伝えたかったことではないだろうか。言語とはこのようにして、互いの間で物事を指し示しながら意味を作っていくものということを現代哲学の巨人は言いたかったのかも知れないぞ。

彼はそんな風に思ったろうか、いや思うまい。しかしながら、ほらご覧

「違和感」

という字面をボォーッと眺めると、どうだろう

「ちわい感」

と読めそうではないか。

そうだ、この目の前の方は

「時計を試しに着用してみてご覧なさい。チワい感を感じますかな?」

こう聞いているのだ。これだけ懇切丁寧に説明してくれているこの人がそう、聞いてもいないのに勝手に名刺を押し付けて自己紹介をしてきた営業部長Tさんが尋ねているのだから、答えねばなるまい。自分自身に問いかけてみるのだ、この腕に、この我が左腕に時計が乗っている感じはどうなのか、チワいのか、はたまたチワくないのか。

「むっ」

どうだろう。

隣の彼女も心配そうに聞いてくる。

「どう、チワい? それともチワくない?」

違和感を感じるかどうか。問いは、そうではないのだ。

「チワく・な・・・ぃ」

問題は、チワいのか、チワくないのかどうなのか。

チワくない。チワくなんかない!

「ち、チワい感はないです!」

「ははは、そらご覧なさい。チワい感はないはずだ。ふははは、さあ今、早速ご用意させていただきます」

購入の意志を確認するより早く、ブレスの調整、保証書・取扱説明書などの用意を言いつけた部下の作業が遅いだろう、けしからんと、手伝うどころか耳元でそのまんま

「早く」

と呟き急かす嫌がらせをしたかと思えば、客に愛想を振りまきに戻ったりとああ忙しい。部下のおかげで全ての準備が整えば、さあ、あとはお会計

「ありがとうございました!」

ほぼほぼ、カップルの肩に手を回さんばかりの勢いで店外へ追いやる手際は、さすが叩き上げ。

さて、そんなT氏が

「周りへの思いやり。気遣いを忘れないで」

という文章をなんて読んだかはまた別のエントリーに譲ろうか、どうしよっか。

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約一年後の、こちらに続きました。

T氏、最後の聖戦へ。涙なくして見られません。

nakaishu.hatenablog.com