「いいか。お父さんはおかずが肉の時はゴハンを沢山食べます」
女房はだんだん、仕事で役職が付いてきてお忙しくなっていらっしゃり、子たちももう大きくなってきたからには、お風呂掃除や靴揃え、玄関の掃き掃除など今までの役割に加えて、配膳やご飯をよそうくらいは当たり前にしてもらわなくっちゃあいけないわけだ。
女房の負担が大きすぎるということで、以前から懸案だった家事の分担を、今年から改めてみた。
私だって、もちろん、仕事は増やした。今まで、パンパンと叩いて皺を伸ばして干さなかったため許可してもらえなかった洗濯物干しも、両手で音を数回立てて、何なら口で
「パンパン」
と言うくらいの誤魔化し具合でやってみれば、彼女もあっさり許可してくれた。だいたい、パンパンと音を立てて皺を伸ばそうが伸ばさまいが、最終的にアイロンを掛けるのも畳むのも私で、結果が良い具合に仕上がっていれば何が文句があろう。
「そうだわな」
どうやら、そのことに気付いたらしい女房から洗濯物干しにオッケーを頂く際に授けられた細かいTipsなど無視してチャッチャとやってみれば、こんな簡単なことを、どうして今まで、させなかったのだろう。
何もするのがいやで、今までしなかったわけではなくて、効率と結果が良ければそれでいいのだという私の考え方と
「そういうものではない」
という不退転な女房のそれが折り合わなったからには仕方がなかったのか。
皆がそれぞれ忙しくなり、状況に後押しされる形で、家庭内システムも改革されていく。
「ただ、煮物とかお袋の味的なものの時は、米は少なめにして下さい」
ドメスティックフローの見直し作業が終わった数日後の、女房が先に寝床に入ったある夜に、階下で賑やかな子たちにそう指示をした。
指示は具体的でなければ意味がないのだ。
「えっ何で？」
なぜか。
だって、ハズレじゃねえかよ、おふくろの味とか肉じゃがとか、この飽食の時代によお。
などと言えるわけはない。
「お袋のお味の時は、お酒が進みます、ゆえ」
などと伏し目がちに誤魔化す私に挑戦的な上の子が
「じゃあ、ブリ大根とか手羽の甘辛煮とか、ああいうのも煮物だけど、どうするん？」
ちっ。
「ブリ大根なども米とそれほど相性が良いわけでは、というかブリ大根はお酒が進みますので米は少なめによそってください。ただ、ブリを焼いたのだと、米はたくさん食べます、納豆もつけて」
「知らんがな」
こんな面倒くさい父親がいたら、どうだろう？
私は嫌だな。
GRAND SEIKO
グランド・セイコー
SBGA375
５４０,０００円＋税
数量限定モデルではありません。
取扱店舗限定商品です。
主なスペック
- ケース材質：ステンレス
- ガラス材質：サファイアガラス
- 駆動方式：スプリングドライブ
- 精度：月差±１５秒
- １０気圧防水
同モデルのシルバー文字盤、SBGA373は
回答は、もうお待ちしてません！
昨年の10月に紹介したのですが、それからかなり時間も経っていますので、画像の追加ではなく、新たなエントリーとしてご紹介しよう、そうしよう。
かなりの濃紺なため、色の再現がなかなか・・・。
実物を確認しながら、画像調整をしていますが・・・。
カン足の部分に平面が多用されていて、かつ鏡面仕上げがしてあるこのモデルは、色々、反射するので撮影が難しい。
青さ加減は、ぜひ、実物を店頭で御覧ください。
横 40mm × 厚さ 12.5mm
径40mmが、現在(2021年)、時計の大小の分水嶺かな。
ピッカピカでございます。
はっ？
何それ、美味しいの？
蓄光の施していないインデックスと針は
「磨けば光る」
グランドセイコーの矜持に違いない。
蓄光のない針やインデックスの時計は多くないんですよ。
時計店の店頭でウロウロ、確認してみて下さい。
店員も喜んで、グランドセイコーのコーナーに貴方をいざなうはずです。
このモデルは薄く見えます。
ただ、実際に、驚くほどに、悪魔的に薄いモデルがこちら！
悪魔的です。
青いのはシール。
このアングルもなかなか、素敵じゃあ、ありませんか。
ヘアラインとミラー仕上げのコンビも、嬉しい。
究極のシンプルさに、深い紺色が味を加えたこの一品。ああ、これは大候補になるはずだ。
動画でも、多少、素晴らしさは伝わります
GRAND SEIKO
グランド・セイコー
SBGA375
５４０,０００円＋税
数量限定モデルではありません。
取扱店舗限定商品です。
楽しんで頂けたら１ｸﾘｯｸ！ お願いしますっ
商品についてなど詳しくは、
お問い合わせフォームはこちら
電話 0857-23-5221
株式会社 中井脩
鳥取市栄町623番地
担当 拓 尾 まで
ご連絡お待ちしています。
そんなうざったい漢が早速、洗濯物を干し始めてふと
「これでいいんじゃないか？」
裏返ったまま脱ぎっぱなしの子たちの下着などがあれば、注意して、それでも繰り返すようなら子に直させるようにという師の教えに疑問を持った。
裏返ったまま干した洗濯物が乾いたからといって、自然に表に返ることはあるまい。当たり前。じゃあ、誰が表に返すのか。母である私がしなければならないのか。私はお前らの下僕ではない。
「ぎゃおす！」
ということなのだろう。
ただ、裏返ったままの下着を畳んだものをしまわせて、彼らが着る時に初めて、表に戻して着用する。
そうした方法もあるのではないか。いや、下着だからこそ裏返しのまま来たとて、何が悪い、いやあ、悪くない。
「それでいいじゃないか？」
「良い訳ない！」
「はい」
だが
「お母さんがそのように」
私はそうは思わん。
「しろということなので、そうしなさい！」
「はぁ〜い」
子供に注意するようにしながら、実は女房への嫌味的な感じを、こんな風にひとこと余分に付け加える夫がいたらどうだろう。
私は嫌だな。
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