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時計屋の商品紹介・・・以外は全て作り話!

21世紀【G-SHOCK GMA-S2200-1AJF】オヤジ

(Imagine:想像注意)

「くサッ」

探り合い、探り当てたかとスッと、避けるようにして彷徨う視線は自然、小さなオフィス内で複雑に絡まり

「二人ともどうしたんです?」

複雑に絡まった視線の糸を手繰るかのように時間はゆっくりと流れて、二人の間に緩やかな静寂を生んでいた。

以下のエントリーより、続き。

nakaishu.hatenablog.com

第一話はこちらより

nakaishu.hatenablog.com

「なんか、余所余所しいっていうか」

外出から帰社して即座に人熱(いき)れならぬ臭いきれと、オフィスに漂う微妙な雰囲気を感じ取った女性社員、通称、美女婆(ミジョバ/ビジョバ)から、普段ならするはずのない給仕のコーヒーを無言で受け取り飲み干して

「つい」

カッとなってしまったと言いたい私に

「ボクもつい」

言い過ぎました。木村は多分、そんなことを言いたかったのだろう。

わかっている。

いや、人の気持ちはわからない。ただ、もう、それ以上、何も聞く必要がないことだけはわかっていた。

言葉を超え、気持ちさえもはるかに超えた、なま温かい糸いや糸半(きずな)で繋がった二人には、過去を振り返る言葉はもう、いらない。

我々に必要なのは、未来。そう。未来をを指し示す光。

「ボクは見つけたんです、見つけたんだ」

小さく語り始める木村の唇は、艷やかに潤い、光り輝いて見えて。

 

 

G-SHOCK

ジーショック

GMA-S2200-1AJF

15,000円+税

主なスペック

  • ケース&ストラップ材質:樹脂/ステンレス
  • ガラス材質:無機ガラス
  • ケースサイズ:48.3 X 45.7mm
  • 厚さ:12.1mm
  • 重さ:46g
  • 駆動方式:電池 クオーツ
  • 20気圧防水
  • 発売日:2022年4月

G-SHOCK ジーショック GMA-S2200-1AJF

GMA-S2200-1AJF

カーボンコアガードモデルの2000シリーズの人気ナンバーワンモデルは、こちらの2100番台の

GA-2100シリーズ

nakaishu.hatenablog.com

海外からも、いわゆる

「カシオーク」

として人気を博しているシリーズですが

G-SHOCKでしか、ありえないデザイン

いや、いいですねええ。

ベゼルと裏蓋を、ビスで挟み込む特殊なデザインの2200シリーズもなかなかの人気。

2200シリーズ

その中でもこちらは"S"2200であり、2200のミッドサイズ:中間サイズモデルとなります。

GA-2200MFR-3AJF

こちらは、通常サイズの2200

nakaishu.hatenablog.com

小さい

上記2200の通常サイズモデルと比べると、一回り小さく、手の小さな私にとっては、素晴らしいサイズ感。

12.1mm

耐衝撃構造にして20気圧防水で、この厚さは、合格点以上でございます。

46g

さらには重さは何と46g。

まじ、軽いっす。

中間サイズ

このG-SHOCKのSサイズが発売されたのは、最近の話です。

GM-S2100MF-1AJF

今年発売のメタルのSサイズ。これはいいですよ、まじで

nakaishu.hatenablog.com

ピンクなどのパステルカラー的な色合いのBABY-Gではなく、G-SHOCKを装用したいという女性の要望や

シルバー/グレー

手首の小さい男性のために用意されたモデルですが、時計全体の大きさが小さくなってきている昨今

男性にも人気。

選びやすく、コーディネートしやすモデルとして、人気があります。

こちらと同時発売で、3色出たのですが、男性も装用しやすいのはこちらのカラーだけかも知れません。

ダブルLED

ホワイトの文字盤LEDと液晶部分のバックライトにもLEDが使われており、暗くても見やすいです。

カーボンコアガード

時計の中の、機械をカーボンで包み込むことによって衝撃から守り、かつ、軽量化を実現しています。

かなり氵𦰩らしい。

力強くていい感じ。

G-SHOCK公式のHPでは、女性が装用しているのですが、その感じも、なかなかキリッと渋いです。

こんな、カッコいい女性がいいなあ。

ボクもそう思います。

私のこと、呼んだ〜?

いや...

ご夫婦共用

そんな使い方もできそうな、こちらのG-SHOCK、GMA-S2200-1AJFが発売されたのは2週間くらいまえなのですが、最近、新製品の初回製造本数が少ないので、人気モデルはなかなか入荷しにくくなってきたので、ああああああもう、ゴールデンウイークは鳥取の中井脩へ、ご来店、お待ちしております。

ショート動画は大人気。

youtube.com

私は、ショートの尺だと短い感じがするので、もう1本。

youtu.be

G-SHOCK

ジーショック

GMA-S2200-1AJF

15,000円+税

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株式会社 中井脩

鳥取市栄町623番地

電話 : 0857-23-5221(代表)

ご連絡お待ちしています。

 

 

「この地球上に溢れかえっている思想や信念など、私たちにはこれっぽっちも必要ないのではないか。この2週間の旅路にて、そんなことに気付いたのです」

「つまり?」

「そう、この地球上に溢れかえっている思想や信念など、私たちにはこれっぽっちも必要ないのではないか」

(同じことを言っただけでは)

そんな風には思わなかった。

「我々人類の歩んできた・・・」

胸の前で柔らかく握っていた両の腕をおもむろに、その場を包み込むように開いて話し始める姿が凛として、木村の言説は、私の胸に響く。

「歴史を振り返っていただきたいのです」

曰く、思想や信念、考えや信心などと、そんなものどもが、私たちの将来を指し示す光などということが、今までの歴史上あっただろうか。いいや、ありはありはしない。思想や信念は、足元を照らす明かりではあったかも知れないが、それは、歴史の暗がりに陥穽(落とし穴)や罠を仕込むため、あるいはそんなものどもを見つけるために機能していただけの小道具に過ぎない。

「思想や信心などは単純に、人類を争いに導くのみの鉾であり盾であり、身動きの取れないほどの重い鎧でしかなかったのです」

「で、では光は! 我々人類の未来を明るく照らす光は一体!?」

「感性です」

「か、感性・・・」

「そう。人類は多く国や民族や人種によって考え方が違っている。少なくとも、私たちはそう信じています」

宗教なども、そうだろう。そんな「違い」が、争いの原因になっているのは、周知の事実ではある。

「どうでしょう、すんに派という言葉を、お聞きになったことは」

「もちろん、ある」

ある宗教の大きな派閥だったろうか。同じ宗教内でさえ、信じ方や考え方の違いがある。

「思想や信念の拘束から自分を開放し、感性で捉える。中身ではなく、その語感、響き、例えば、すんに派でないとするならば、50音のあ行。あ、い、うんに派ではどうか」

「うんに派? 何か、ウンコっぽくはあるな、プッw」

「ぜんっぜん面白くありません。嘲笑などと言うように、笑いもまた、悲しいかな」

思想、信心か。

確かに、ダウンタウンの松本人志と同じことを、私が言ったとしても、同じようにウケることはない。それは、松本に対する聴衆の、盲目の信用。

「感性を研ぎ澄ますのです。すんに派でも、うんに派でも響かない。とすれば、た、ち、つんに派か、と言うと、これもまた駄目ですね」

「・・・」

「では、か、き、く。くんに派ならどうでしょう」

「く、くんに・・・派?」

クンニ派・・・。

何だろう、この慈愛、慈しみの響き。ああああ、奉仕の魂。

「クンニ派、かよ」

新しい感覚、感性のみに訴えるクンニ派という集団、その魂の叫びが聞こえてくるようで、私の心の震えは少しずつ大きくなり、それはまるで、心を揺さぶられ始めた幾百の人々がぽつりぽつりと立ち上がり、拍手は少しずつ波を打つように大きくなって、だんだんとうねりを上げるほどに幾千、幾万の人々の、魂を根こそぎ掴んで、大歓声はもう止まぬ。

「クンニ派! クンニ派!」

まさに、これこそが全会一致の大原則。

だれが、この感性の響きを否定できよう。

「クンニ派! クンニ派!」

幾百万、幾千万、幾億の歓声と拍手の前に立ち現れて、おもむろに両手を広げ、受け入れると同時に、顔の辺りまでゆっくりと上げた左手の甲を聴衆に向けて、人差し指で天を指し示す。

「ケーンヂくん! あーそーびーまーしょ!」

(いや、違うぞ、これは)

気付くと、妄想の沼にハマって脱線気味の自分に気づき、我に返る。

ボーッとしている場合じゃネンだわ。

「木村クン」

「はいっ!」

「やろうじゃないか!」

「やりましょう結党を」

「結党を!」

「その名も」

「クンニ党!」

「世界最大派閥の結党を!」

私たちは手に手を取り合った。

♫ You may say I’m a dreamer

But I’m not the only one ♫

熱き氵𦰩の抱擁をする。

この党のもとに、クンニ派の元で世界が一つになる。そんな将来が胸を打つ。

♫ I hope someday you’ll join us

And the world will live as one ♫

ああああ、私たちはみな、クンニ派だった。そうだろう、皆、好きなんじゃないか。

クンニ党の元で、一人ひとりが手を取り合うように次々と、数珠つながりに、つながろう。一つになろう。

「で、誰がやるんです」

握りあった手を天に向け、宙に掲げる私たちに、美女婆が声を掛け、この長い物語は一旦

「クンニ派の党首を?」

終わり、また

「党首・・・」

「党首・・・、か?」

「そりゃ当然・・・」

振り出しに戻る、ネバーエンディング・ストーリー

こちらが、シリーズ第一話です。

nakaishu.hatenablog.com

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