風雪の千千に吹き乱れるユングフラウヨッホ(ヨーロッパの頂上)に褌一枚で降り立った私は
以下より続き
辺りをぐるりと見回して、遠くだけれども、今にも手の届きそうな山並みの美しさに
「ホオっ」
とため息を、漏らさない。
ここはどうやら雪が大変多くて、寒いだけの所らしい。
「はあぁ」
ため息を漏らすのだ。
20年前のその頃から、シラフだと景色に全く興味が沸かないのは、多分、他人のことなどが気になって目の醒めるような光景に没入できないからだろう。
「レ、マン湖とかwww」
ひとり虚しく笑ってすぐ真顔に戻ったものの、透き通る水の美しさを感じるよりもまず、湖面に映る、己のハゲちゃびた醜さが目に付くのだから仕方がない。観光旅行ではなくビジネスの出張で来たからには早々に酔っ払って歩き回るわけにも行かない私は異国に到着した興奮も束の間、あまりのヨッホの寒さに興ざめて地図だか地球の歩き方だかをぼーっと眺めて、発見するのだ。
「スイスの首都が、ジュネーブではないだと!」
CASIO AWG-M520
CASIO G-SHOCK
カシオ ジーショック
AWG-M520 シリーズ
主な仕様
- 無機ガラス
- 耐衝撃構造
- 20気圧防水
- ケース&バンド材質:樹脂
- 駆動方式:ソーラー充電、電波修正
つい先日(2021年3月12日)発売のG-SHOCK、AWG-M520シリーズをご紹介いたします。
AWG-M520-1AJF
23,000円+税
ラウンドG-SHOCKの復刻版です。
新品なのに溢れる、このヴィンテージ感。
ちなみに、こちらは、昨年(2020年11月)に発売されたAW-500の復刻版AW-500E-1EJF
AE-500は、安いしカッコいい
大体、同じですが、細かなところが違っています。
例えば、文字盤の仕上げ。AWG-M520は放射線状の筋目仕上げがしてありますが、AW-500E-1EJFは、ベタなブラックの仕上げです。
また、AW-500E-1EJFのインデックスは蓄光なのに比べて、AWG-M520-1AJFはシルバーとなっています。
12時下の、CASIOロゴの下に記載されている「MULTI BAND 6」とは6バンドの電波帯域に対応した電波時計のことです。中国、北米、イギリス、ドイツなどに対応しています。
「MULTI BAND 6」の下には赤い字で「TOUGH SOLAR」とあります。
これは、ソーラー(光)発電を蓄電して時計の動力とする仕組みのこと。単純に、ソーラ時計です。
いやあ、いいですね。
シンプルでシュッと、スッキリしています。
こんなので、いいのだよ。
ケースサイズは55.2×47.7と大きくはありません。
実はこのAWG-M520-1AJFの厚さは 13.1mm で、AE-500E-1EJFの14.7mmよりも薄いんです。
この裏蓋は残念ながら、鍛造のものではありません。
バンド裏側が蛇腹になっていて、ケースとの一体感が面白い。
上述したとおり、こちらAWG-M520-1AJFはソーラー電波時計なので、ご購入したら、時間は勝手に合わせてくれるし電池交換も必要ありません。今のソーラー発電用パネルの寿命は20年くらいのようなので、多分、よっぽど事がない限り、15年はご使用いただけます。
片やAE-500E-1EJFは電池寿命約7年で、値段は半分まで行きませんが、約4割安い13,000円(+税)。
電波修正ではないので、たまに時間合わせが必要になります。
慣れればなんということもないのですが、デジタルと針なので、それぞれをあわせなければならないのでちょっと、ちょっと、ちょっとだけ面倒。
懐かしいエントリー。たまに読みたくなります。
う〜ん。
どっちにしようかな?
いや、これはかなり悩むんですけど〜。
AWG-M520BB-1AJF
24,000円+税
こちらは、上掲AWG-M520-1AJFより1000円高い、真っ黒クロスケモデル。
これは黒すぎるわ、うん。
まだまだ、女性の読者が欲しいところ! このエントリーでどうだ!
AWG-M520G-1A9JF
24,000円+税
インデックスがピンクゴールドなのが特徴です。
文字盤上の筋目仕上げがやっぱりポイントです。
ピンクゴールドは綺麗。
新発売のAWG-M520シリーズは以上です。
しかし、色でも迷うし、種類でも迷う。ああ、でも、どれかどっちかを遊びように持って、密かに威張りたい!
欲しいっ!
ちょっと待った〜!
本気で悩みたいんだったら、これも見てって
CASIO AWG-M520
CASIO G-SHOCK
カシオ ジーショック
AWG-M520 シリーズ
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G-SHOCKは、ここまで進化しちゃいました。
当ブログ内の2021年、G-SHOCKエントリーの閲覧数ランキングです。
メタルの高コスパモデル。GM-2100新色です。
商品についてなど詳しくは、
お問い合わせフォームはこちら
電話 0857-23-5221
株式会社 中井脩
鳥取市栄町623番地
担当 拓 尾 まで
ご連絡お待ちしています。
スイスの首都がジュネーブやチューリッヒではないことを知っていらっしゃる方は案外、少ないのではないだろうか?
例えば、チューリッヒは金融で、世界的に有名だ。
多くの金融機関や投資ファンドがチューリッヒに在籍する。
「スイスの銀行に200万ドルを至急、振り込んでくれ」
とか、トム・クルーズが言い出しそうだ。
また、スイス、国連、ジュネーブと連想される方もいらっしゃるのではないか。国連のジュネーブ事務局は、ニューヨークの本部に次いで二番目に大きいらしいので映画などにもよく登場する。
雑誌の広告で、大写しの時計と
「ROLEX GENEVE」
という文字を、今でこそよく見るほどに有名なロレックスだが、1997年に、ケメタクがあの「ラブジェネ」でエクスプローラーⅠを着用して大爆発するまでは、そこまで人気はなかったのだ。それが24年前のことだから、30年前だと、今ではとても手に入れることのできないロレックスのデイトナなども、当店の店頭にゴロッと並んでおり、たまにゴロッと横たわったりもしていたそうだから、世の中、何がどう転ぶかわからないものである。
このスイス出張は20年くらい前で、そのときにはもう既に「バーゼルフェア」というスイス最大の世界時計展の、ロレックスのブースには、私たちは近づくことさえ出来なかった。
さて、そんなロレックスで有名なジュネーブもスイスの首都でないとすれば、どこか?
ローザンヌなども耳にしないか。
最近、日本では特に、スイスのあの大きなオフィスで偉そうに見える男
で知られることも多くなった、IOCの本部があるのはローザンヌである。が、ここも首都ではない。
しかし、この人たちは一体、何を一生懸命に、かつ傲岸な感じで、活動しているのだろうか。
あんな大きな執務室らしきところの大きなデスクで
「ヘマムシヨ入道・・・か、ムズいな」
などと万年筆で練習していたら笑うだろう。
いや、ホントにそのくらいのことしかしてねんじゃねえかよ、こいつら。
などと、今の私は流石に言わないが、20年前、スイスに行った私ならまだまだ、血気盛んで、傲岸不遜。それこそ、バッハなど何するものぞという勢いでラ・ショー・ド・フォンにあるスイス時計美術館やブランドの時計工場見学に赴いてみれば、10人弱の我々団体に通訳のオバハンが一人、英語やドイツ語を使って、行ったり来たり。ああ、忙しいとてんてこ舞いだからたまったものではない。
あちらの技術者に日本語で訊ねて、私たちにはドイツ語で説明するというアクロバティックな通訳を目の当たりにする中、仲間の知りたいことをチョロチョロと英語で聞いてあげるということをしていたら、そのババアに目をつけられて
「どうでしょう、2つのグループに分かれる感じで、そちらの通訳を貴方にお任せしてみては」
おいおい、私はゲストのはずだが。
こちらに緩やかに続く