欲しいっ 中井脩ブログ(閉館しました。)

時計屋の商品紹介・・・以外は全て作り話!

カレーの門【プレザージュ SARX075/077】挑戦篇NO.2

この話も、もちろんフィクションです

以下より続き

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久しぶりの会合にて、友人Kとぶらり赴いた北の居酒屋『牛海』にて供される新鮮な海の幸に舌鼓を打って有頂天。

「こんだけ鼓(つづみ)をポンポコ打ってりゃ飛沫もコロナも変異種もそりゃあ、飛びまくりだあ!」

と言ってみるものの

「ZOOMとかチームスとか、おむすびじゃあ、ねんだからよお」

こんな時期にこんな時だからこそ

「拝眉の上!」

話し合うしかあるまいなどとその日、急な思いつきだからこそ

「一期一会!」

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ゴールドメタルのケースにスケルトンのバンドが新鮮なG-SHOCK

と互いに励まし合い騙し合って

「二人きりの小会議だから、まあ、キツいわ」

と女房には嘘を吐いてイソイソと飲みに出掛けて来る馬鹿どもが、飛沫だとか変異種だとか心配しているわけがあるまい。

「それな」

スマホに俯くKの曖昧な返事が何に対しての

「それな」

なのか、つられて自分のスマホに目をやって

「どうかな?」

ほろ酔いの私には何もかも、どうだって良いことのように思えてくる。

肴が供され酒が進み、心地よい酔いと小腹が満たされつつある中、追加の料理と酒が運ばれてくるまでの一瞬間の空白が、ああ、とても幸せで、この一瞬がもっとずっと続いてくれないか。

と思っているのは自分だけかも知れないやとハッとなり、慌てて顔をあげて目が合ったKとの間に流れる愛情の不安と安寧の行き交う微睡(まどろ)みを

「お待たせ致しましたっ」

ぶち壊すかのような明るい声で

(お股じゃねんだわ)

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 ケンタッキー攻略マニュアル。これで貴方は、サイを食べ放題

供されたのが

『鯛のフライに季節の野菜入り手作りタルタルソースを添えて』

とかいう生意気な一品だったため、ギュッとレモンを絞って貪りついてみれば頗る美味しいながらも

「これならば何十年でも食べ続けられよう」

そんなKの言葉に何故かムカついて

「バーロー」

という私にKが

「それな」

スマホを眺めて受け流すという酔っ払いならではの無限循環も発生し始めた頃

「数十年・・・」

あの青春の名作『こころ』に出てくる友人Kの如く真摯な柔らかい瞳に一瞬、影が差す

「食い続けた鼻くその」

かと

「新しい呼称をここに、提唱したい!」

暗黒面の力強さが瞬時に蘇る、ああ蘇る。

それは、蝋燭の火が消えるあの一瞬間

ゆらり

力強さを増して揺らめく

灯火(ともしび)の雄叫び

タケノコの氵男【おとこにょこ】

悲しみのお刺身

Oh, Set Me

Oh, Shit Me

Oh, Set Shit Me (オ、サ、シ、ミ)

♫YO、Oi、Yo、チェキラウト♫

SEIKO PRESAGE

セイコー プレザージュ

SARX075/077

100,000円+税

主なスペック

  • ケース材質:ステンレス
  • ガラス材質:サファイア
  • 10気圧防水
  • 駆動方式:自動巻き(手巻き付き)
  • ケースサイズ:厚さ11.1mm横39.3mm縦47.2mm

SEIKO PRESAGE SARX075

SARX075

こちらは、昨年の秋に発売されて大好評プレザージュのシャープエッジシリーズSARX075でございます。

セイコー プレサージュ SARX075

特徴的な文字盤

文字盤のパターンに使用されている麻の葉の紋様はシリーズに共通したデザイン。

麻の葉は日本古来から親しみが深く、成長や出世を象徴すると考えられている、らしい。

ちなみに、大麻は世界中で大人気です。

ブレス

ブレスの陰陽、動きが静止画像でさえ、想像できそうではないですか。

ブレスのミラー仕上げの細いコマが煌(きら)めくのは、他のコマがヘアライン仕上げだからに違いない。

加工技術

厚さ0.4mmの金属板に僅かな高低差をつけることで表されている麻の葉模様。

この技術は凄いです。

盗まれるなよ、セイコー。

出やがった

9時位置のアンチクショウさえいなければ、素晴らしい時計のはずだ。

うは

手に取れるような、この感じ。

手に取れるような、ああ、この美しさ。

0.4mm

その厚さに麻模様が整然と加工されているその様子は、何とも言えず、美しい。

厚さ11.1mm

厚くありません。

装用感は抜群です。

スクリューバック

ねじ込み式の裏蓋で10気圧防水。

弓かん

機会自体は、まあ、この価格の美しさか。

しかし、かん足とブレスの付け根の「弓かん」という部分に刻印されている421という、多分ステンレスの種類だろうか、そこら辺りのツール感はまた、見ていて楽し。

いやあ、凄い

と言いながら、もう書くことがないという、いつものパターンになるわけであります。

いや、先が長いからそう言いたくなるだけであり、先を見なければ、気にならないものなのです。

 

SARX077

「目は嘘つき、手は正直者といいまして」

生まれた子供の753的な儀式で参った神社の神主さんの奥さんに頂いた言葉なのだから、忘れらんねんだわ。

しかるに

「目で見て先のことを考えると嫌になるから、黙々と手に任せて作業せよ」

という意味合いのはず。

こんな色に近いはず

見て。日付は白抜きの黒バック。

機械式時計

子供の頃、住居の住スペースの隣に、時計の修理工房がありました。

たくさんの、修理中の時計が並んでいる中で、円周上に1〜31までの数字が印字されたダイヤルが剥き出ている時計の機械を見て

「ほっ」

とちょっぴり興奮したのを覚えています。

こんな仕組みになっていたのか、という驚きだったのだろうと思います。

たまに、夜中に忍び込んで触っていたようなことがあった気もします。何せ小学生とかですからねえ。

保護のために被されているガラスのコップのようなものを勝手に外して、(多分、修理中の)機械を手で触ったりして

「すごいな、これは」

とかやっていたような気もしますが、次の日は、工房は大変な騒ぎだったろうな。

ルミブライト付き

夜でもかなりくっきり確認できる針と時字です。

シャープなエッジ

麻の葉の文字盤が前時代感を演出しながら、ケースやブレスの形状や仕上げがシャープでエッジが立っているため、ぐいっと時代感を引き戻してくれます。

ああ、何かいい事言ってる感

このラグ(かん足)の面取りと鏡面仕上げ。

さあ、もう終わろう。

言葉はいらねんだわ

てか、見てこれ!

さて、先般、とうとうYouTuber 氵男【おとこにょこ】あらため【おどごにょご

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こんな漢はウザいシリーズ

としてデビューしたのにも関わらず、大して反響もなく忸怩たる思いではありますが、結果を出すのには、方法と経過をよく観察して吟味しながらある程度、継続することは必要なのですから、今回も動画にて、そのシャープなエッジのキラキラなさまを御覧くください。


www.youtube.com


www.youtube.com

最近調べて判明したのですが、動画にコメントが出来ないのは、キッズ用のチャンネルにしているからのようです。動画製作者が未就学児童と同じ程度の精神状態のような気もしますので、それでいいかなとも思います。

白のSARX075と青のSARX077ともにフレッシャーズの皆さんには、派手過ぎず、飽きも来にくく、うってつけの色合いです。

飽きが来ないから、機械式だから長く楽しむことのできる時計が、こちらプレザージュ、シャープエッジシリーズ。

日差プラス25秒〜マイナス15秒という精度は、いつでも正確なスマホで補って下さい。

腕時計というツールとしての用途以上に、アクセサリーとして身だしなみとしてジャケットと同様に必要なタイミング、機会というものがきっと、社会に出ればあるはずだから、その時のために、それなりの時計を選ぶ、と日々、仕事も楽しいに違いない。

タイトル通りです。フレッシャーズの皆さん、ぜひ、こちらも併せて御覧ください。

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SEIKO PRESAGE

セイコー プレザージュ

SARX075/077

100,000円+税

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新シリーズ「Ocean Traveller」の限定品です。ホワイトホースです。

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2021年。秋の枯山水をイメージ

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2021年5月発売!

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商品についてなど詳しくは、 

お問い合わせフォームはこちら

電話 0857-23-5221

株式会社 中井脩

鳥取市栄町623番地

担当 拓 尾 まで

ご連絡お待ちしています。

 

 

K曰く

「私は提唱したいのです」

マスクを外したり着用したり、ああ忙しい。たまに団扇で口元を隠してみたりしながら、その口調に熱が加わっていくさまは、ロウソクの火が最後、ゆらりと揺らめいて大きくなるかのようだろうか。

「バカにされ、軽んじられた結果、医学的な名称もまともに与えてもらえない

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わかりません。

のは鼻くそなどという軽い響きの名前だからに違いないのだ」

耳糞や目糞だって同じではないかなどと反論してはいけない。なぜなら、私とKの間に数十年、しっかりと根を下ろしているかのような友情は脆くて壊れやすくて、それは見せかけの友情だからに違いない。
Kの話は

「何かしら舐められそうな軽い語感をもっと、こう、ガツンと力強く」

続きそうだったものの、目の前に供された

『ブリカマの塩焼き、天然自然の大根おろしと朝摘み檸檬を添えて』

があまりにも脂が乗って美味しそうだったから

「いただきます」

「そう、私が毎日、頂いているものだからこそ、胸を張ってこう呼びたい」

高々と挙げられ握りしめられるKの右手からは

ハナグゾ、と!」

朝摘みの、檸檬の汁が迸る。

まだまだ続く)

ここまで読んで来た皆様、すみません。この「カレーの門」シリーズはここで終了、未完です。なぜか。自分で一体、オチがなんだったのか、わからなくなったっていう。

それでもよければ、こちらが、「カレーの門」シリーズの初回連載です。

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